和泉’sジャーナル

和泉のブログ

資金活用法で日本より意識が高い米企業でさえ投資に慎重だと話す。

和泉です、資金がうまく生かされないことは自己資本利益率 にも表れる。
資本を使いどれだけ利益を出しているかを示す指標で、日本企業は10%超の欧米勢を下回る1ケタ台だ。
増える資金を成長投資に充てる循環を生みださないと資本効率も高まらない。
千葉県流山市で国内最大級の物流施設の建設が進む。
手掛けるのは大和ハウス工業。ネット通販の普及を背景に物流施設の建設や運営の比重を高めている。
19年3月期までの3年間に物流関連に投じる額は従来計画の3600億円からさらに増える。
伸びる市場を見定めて果敢に攻める。狙うROEは15%だ。
大和ハウスのような企業がもっと増えれば、バブル以来4度目の波をとらえ業績の高みを目指す最高益4.0は航続力が付くはずだ。
財務を多少傷めても攻める企業も出ている。
熊本市の生産設備メ ーカー、平田機工には自動車やスマートフォン関連メーカーの訪問が絶えない。
足元で増産を急ぐのは次世代ディスプレーの本命とされる有機ELの製造に使う装置だ。
昨年増設した施設はフル稼働状態。
有利子負債は260億円と1年で5割増えた。
財務の健全性を示す自己資本比率は31%に下がったが、今期も過去最高の22億円を投じ、最高益を狙う。
攻める企業は株式市場での評価も高い。
世界の時価総額上位500社で日本企業は1割に満たない40社。
うち日本電産ダイキン工業が00年以降で初めて入った。
2社は買収で海外市場に挑み、14%前後の高いROEを上げる点で共通する。
日本に限らず先進国で低成長時代を迎えている。
野村アセットマネジメントの榊茂樹氏は企業のカネ余 りは世界的潮流。
資金活用法で日本より意識が高い米企業でさえ投資に慎重だと話す。